洗濯機のお急ぎコース(スピードコース)は名前の通り、お急ぎで洗濯をしたい時に早くできるコースです。
「お急ぎコースは汚れが落ちにくいので、あまりよくない・・・」
何て聞いたことがある人もいませんか?
お急ぎコースは日常生活で着る衣類なら、問題なく汚れを落とせますよ。とはいえ、汚れ具合によって洗濯機のコースを使い分けるといいので、今回はそれぞれのコース説明をお伝えしていきますね♪
そして、お急ぎコースは節電・節水にもなるのを知っていましたか?
お急ぎコースは、こんなコース
お急ぎコースは洗濯機のメーカーによって、スピードコースと表示してある洗濯機もございます。
お急ぎコースは標準モード(自動)で洗濯する時よりも、10~30分程度早く洗濯をし終わることができるコースです。
標準コースで洗濯洗濯する時と何が違うのかというと、
☆標準コース
洗う→排水→すすぎ→脱水→すすぎ(二回目)→脱水(二回目)→洗濯終了
☆スピードコース
洗う→排水→すすぎ→脱水→すすぎ→洗濯終了
標準コースはすすぎと脱水を二回するけれど、お急ぎコースはすすぎと脱水を一回すると洗濯完了になるのです。
お急ぎコースで洗って綺麗になるのか?
お急ぎコースはすすぎと脱水が一回しかしないということで、しっかり洗えてるの?と気になるところです。
日常生活で着ている衣類ならば、お急ぎコースで洗っても汚れは落ちます。
そして、標準コースで洗うよりも時間短縮になります。
汗をたくさんかいた日だとか、汁をこぼしてしまったとかであればお急ぎコースで洗うと落ちない可能性があるので標準コースで洗った方がいいです。
一人暮らしの人にも、節電・節約になるのでオススメコースとなります。
『洗濯機を回す時の理想の量は?』
洗濯機にぎゅうぎゅうに衣類を詰め込んで洗濯すると汚れが落ちにくくなったり、洗剤が溶けにくくなります。なので、少し余裕を持って洗濯機を回す方が汚れ落ちと洗剤の溶け具合がよくなります。
縦型自動洗濯機(ドラム式でない)は衣類同士がこすれてたたかれることで汚れが落ちやすくなるので、少なすぎても汚れ落ちが悪くなります。
【洗濯を回す時の理想の衣類の量は、7~8割ほど】
お急ぎコース(スピード)は節電・節水になるよ!
お急ぎコースは標準コースで洗濯する時よりも、10~30分の時間短縮になるので電気代も約20~50%の節約になるのです!
そしてすすぎと脱水も一回ずつになるので、水道代も約30%ほど節水となります。
※メーカーによって異なります
汚れがひどい衣類には不向きのコースなので、汚れ具合を見て使い分けてみて下さい。
「電気代高いな、水道代も節約したいな」と思ったら洗濯するときに衣類の状態を見てお急ぎコースで回すと節約にもなりますよ(^^)
日常生活で着ている衣類なら、お急ぎコースでも綺麗になりますよ
お急ぎコースをする時に気をつけたいポイント!
お急ぎコースは名前の通り時間短縮できる洗濯コースですが、洗剤が溶けにくいので洗濯するためには泡切れのいい洗剤を使うのをオススメ致します!
粉の洗剤は溶けにくいので液体の洗剤を使うか、すすぎ一回でも大丈夫な洗剤も発売されているのでそちらをオススメ致します。↓↓
洗濯機の標準コースって何?
洗濯する時に自動で選択されるコース標準コースは、
・大きく激しく洗濯槽を動かして洗う
・たくさんの水を使いしっかりすすぐ
・しっかり脱水する
を特徴としています。普段着ている衣類ならばこちらのコースで洗うのが一般的となっています。汚れをしっかり落としたい時や、タオルなどを洗うのにも適しています。
特にこだわりがなく、縮みやすい衣類とかでなければ標準コースで洗濯するといいですね。
洗濯機のドライコースって何?
ドライコースは洗濯機のコースの中で、最も優しく弱い水流でデリケートな衣類を洗うのに適したコースとなります。
デリケートな衣類とは、ニット・セーター・ビーズや刺繍がされている衣類や型崩れしやすいワンピースなどです。
縮みやすい衣類やお気に入りの服などを洗うのに適している洗濯コースです。
洗濯機の念入りコースって何?
念入りコースは漂白剤を使っても落ちない頑固な汚れや黄ばみを洗うのに適している洗濯コースです。
標準コースよりも強い水流で、しっかり洗ってからすすぎます。厚手の衣類や汚れが落ちない衣類を洗うといいですね。
念入りコースは洗濯が終わるのに、40~50分ほどかかります。
洗い・すすぎ・脱水が標準コースよりも10~20分ほど長くて、時間をかけて汚れを念入りに落とすコースなのです。
衣類が傷まないように、洗濯ネットに入れて洗うのを推奨致します!!
浸け置き洗いや、手洗いをしないといけないな・・・
と思う頑固な汚れの時は念入りコースが適している洗濯コースです。
大物洗い(毛布)コースって何?
大物洗いコースは毛布やタオルケットなどを洗うのに適したコースです。洗濯にかかる時間も長く、使用する水の量も多いです。
「洗濯不可」のマークがなければご自宅でも毛布やタオルケットを洗うことができます。
毛布を洗濯機で洗うには、大きな洗濯ネットを使ったほういいです!!
毛布やタオルケットを大物洗い(毛布)コースで洗う時は、遠心力で毛布が飛び出す恐れがあります!
故障の原因になるので洗濯ネットを使用する方が安心です。
毛布を洗えるネットはこちら↓
ソフトコースって何?
ソフトコースは、標準コースよりも少し弱い水流で洗う洗濯コースです。
ドライは最も弱い水流で洗い、ソフトは少し弱めの水流で洗濯します。
『どんな時にソフトコースを使えばいいの?』
ソフトコースは、衣類の裏にある洗濯表示タグを見て「弱」と表示されている衣類に使うといい洗濯コースです。
弱い水流でも洗濯することができるということです。
洗濯機を使いこなそう
洗濯機は数種類の洗濯コースを選ぶことができます。
特にこだわりがないのなら、標準コースでいいと思います。
「お気に入りの服が縮んでしまった!」や「毛布を家で洗いたい!」という時は、コースを使い分けて見て下さいね。
洗濯する時はコースを選んだら終わり♪
ではなくて、ご自宅で洗えない「洗濯不可」のタグがないかを見てから洗うようにして下さいね!