美味しいごはんを炊きたいな?
と思ったことはありませんか?
ちょっとしたコツを押さえれば、ふっくら美味しいご飯を炊くことができますよ♪
特別な道具はいらずに簡単な方法なので、ささっと目を通して見て下さいね(^^)
Contents
お米を研ぐメリット
普段何気なくお米をといでいませんでしたか?
美味しいご飯を炊くには、お米のとぎかたも大切なポイントです。
精米した白米には、表面にぬかやゴミがついていることがあります。
なのでお米をとぐことによって、ぬかやゴミを洗い流すことができるのです。美味しいご飯を食べるのに、お米のブランドにこだわるというのも一つの手ですが、
いかに美味しく炊くか
というのも美味しくお米を食べるための、ポイントです。
水が透明になるまで研いでいませんか?
お米をとぐと、水が白くにごりますよね。
ついつい、水が綺麗になるまでお米をとごうとしていませんか?
今は精米技術がとても向上して、お米をしっかりとがなくてもよくなりました。
昔の精米技術では精米しても、米ぬかやゴミがたくさん残ったままの状態でした。
今は精米技術が上がったので、水が透明になるまでお米を研がなくても十分綺麗になっているのです。
☆精米って何?
田んぼで収穫されるお米は、黄色いカラに包まれていますよね。最初に黄色いカラを取り除きます。この黄色いカラを取ったものを、玄米といいます。
そして玄米はぬか層に包まれいて、玄米からぬかを取り除くことを精米といいます。
お米を研ぎすぎると良くない理由

お米を水が透明になるまで研がなくてもいい理由があります。
研いだあとの乳白色のにごった水にはでんぷんが含まれていて、お米を研ぎすぎるとお米の栄養やおいしさも洗い流してしまうことになります!!
精米技術の向上により、何度かお米を研ぐだけで十分綺麗になるので研ぎすぎには気をつけましょう。
お米を美味しく炊く方法
お米を美味しく炊くためには、特に用意しないといけないものはないです。
押さえておきたいポイントは、
適切な量・量り方・使用する水・力加減・研ぎ方・浸水させる
だけです。
適切なお米の量をはかろう
お米を一合はかる時には、180mlの計量カップを使います。
量り方はとても簡単で、軽量カップにお米を山盛り入れて箸などを使ってすりきり一杯計量します。
この『すりきり一杯』というのがポイントとなってきます。
お米を炊くときには、お米の量と炊くときに使う水のバランスが大事になります。
「昨日は良い感じに炊けたのに、今日のご飯は固いな・・・」
なんてことはありませんか?もしかしたらはかるときに『誤差』があるのかもしれません。お米の計量が毎回バラバラだと、炊き上がりの固さや味わいに影響が出てきます。
計量カップを使って正しい量を計量するというのも、実は大切な工程なんですよ♫
一度にたくさんの量を炊かない
お米を研ぐときには、炊飯器の7割程度の量が美味しく炊ける目安になります。
なぜかというと、炊飯釜の中で水がクルクルと回ることが大切なのです。たくさんのお米を炊くと水が動くスペースがなくなります。
5合炊きだと3合ぐらいが理想の量になります。
お米の美味しい研ぎ方

お米を研ぐときには、できるだけ良質な水を使いスピーディーに洗いましょう!
お米はさらっと、洗うだけで美味しく炊けます。
お米は乾き物なので、水に浸けた瞬間一気に水分を吸い込むのをご存知でしたか?
なのではじめに使う水は味に影響します。
なのでできれば、お米を研ぐときには浄水器などの水かミネラルウォーターがいいです。
ザルでお米を洗おう
お米を研ぐときに、炊飯釜に水を張った状態で洗っていませんでしたか?
水を張ったままお米を洗うと、お米同士の摩擦が起きません。なのでザルにお米を入れて、たっぷりの水で手早く研ぎましょう!!
この手早くというのが重要で、ボールを握るような手にして8回ほどかき混ぜて洗ってください。これを2~3回繰り返すだけでお米を研ぐのは完了です。
お米ははじめに水に浸したときに水分を吸いとるので、この時に汚れやニオイを一緒に吸収してしまわないように手早く洗いましょう!
米を1時間以上浸水させてから炊く

お米を炊くときに、水に浸けてから炊いた方がいいというのを何となく聞いたことがありませんか?
米の甘みは、水分をたっぷり吸収することによって引き出されるのです。
1時間以上は、炊飯釜の中にお米と水を浸水させてから炊くのをオススメします。
洗ったばかりのお米は透明で、水に浸すと真っ白に変わります。お米が真っ白になると十分に水分が吸収されている証拠なので、美味しく炊けます♪
注意点
お米を研ぐときに、ついつい強い力で洗ってはいませんか?
強く力を入れてぎゅっぎゅっと研ぐとお米の表面が割れたり、炊き上がったときにベタついてしまう原因になります。
甘みやうま味もそぎ取ってしまうので、必ず優しい力で研ぎましょう♪
お米は保温しない方がいい?
お米を美味しく食べるためには、できれば保温はオススメしません。
保温が長くなると、やはり美味しさは落ちてしまいます。
残ったお米はラップで湯気ごと包んで、冷凍保存しましょう。冷凍するときは、粗熱をとらないで急速冷凍することをオススメ致します。
食べる前には炊飯器のお米をかき混ぜよう♪
炊き上がった炊飯器のお米は、下の方が水分が溜まってやわらかく、上の方は固くなっています。
なので、全体をしゃもじで混ぜると均一になるので食べる時にバラつきを感じることなく美味しく食べることができます。
お湯でお米を研いではいけないのか?
冬場などは特に手が冷たく、冷たい水でお米を研ぐのはつらいですよね。
お湯でお米を研ぐと、
①臭みを吸収しやすくなる
②お米の甘みが流されてしまう
③外側がふやけて割れやすくなり、炊いたときにべちゃっとする
などのデメリットがあるので、つらいですが冷水でお米を研ぎましょう。
まとめ
ふっくら美味しく炊き上がったお米は食べるのがとても楽しみになりますよね♪
お米は、
はじめに浸す水が重要
スピーディーに洗う
研ぎすぎない
1時間以上浸水する
正確に計量する
を意識して炊いて下さいね♪