6月といえば、梅雨の時期ですね。一年の中で雨が沢山降る月。
そんな6月、別の呼び方がありますよね?水無月です。
なぜ水無月と呼ばれるのか?深~い理由があったのです[jin_icon_pencil color=”#e9546b” size=”18px”]
そして水無月は京都で食べられる『和菓子』でもあるのです♪
- 6月が水無月と呼ばれる意味と由来
- 京都の和菓子で、水無月を食べる!?
について追求してみました
6月が水無月と呼ばれる由来について
6月は別の呼び方で『水無月』と呼ばれますね(^^)6月といえば梅雨の時期で雨が沢山降る時期なのに、水の無い月・・・・
水無月の『無』は無い(ない)という意味ではなく、「~の」という意味を表しています。
なので水無月は『水の月』という意味になるのです
6月といえば田んぼに水を引く時期です。このことが由来になり、
- 6月は田んぼに水を引く時期=水無月(水の月)
と名付けられたのです。
京都の和菓子『水無月』について
京都で食べられる和菓子の一つに『水無月』というものがあります。三角形の形をしていて、上に小豆が乗っています。
初めて聞いた!という方も多いかもしれませんね(^^)
なぜ6月30日に水無月を食べるのでしょうか?
その1、始まりは室町時代?
室町時代、6月1日に氷を食べて夏バテを予防しよう!!という風習がありました☆
当たり前ですが室町時代はクーラーや扇風機なんて物はなく、冷たい氷を食べることで
と信じられていたからです。6月1日に氷を食べることで暑さに負けないように、祈願されていたのです。
けれどこれは宮中で行われていた行事で、一般の庶民の方々は氷を口にすることが出来ませんでした!!
室町時代、冷蔵庫や冷凍庫はありませんでした。なので氷を保存するのはとっっっっても難しかったのです!
今はそうではありませんが、室町時代『氷』はとっても高価なもので庶民の方たちは食べることができなかったのです。
このことから氷を食べれない代わりに、氷に似た和菓子を食べることで夏バテしないように祈願していました。
これが水無月です。6月30日に水無月を食べられるようになった始まりです。
その2、6月30日に行われる『神事』
京都では6月30日に水無月を食べるという風習があります。
- 6月30日は夏越祓(なごしのはらえ)という神事が行われる日です
6月は1年の半分が終わる節目の月ですよね。
これまでの半年のけがれを払い、残りの半年も無病息災(健康でいられるように)祈る神事が『夏越祓』です。
夏の暑さに体調を崩さずに、水無月を食べて祈願する日が6月30日なのです♪
水無月に小豆が乗っているのなぜ?
水無月はお上品な見た目で、見てるだけで食べたくなりますよね(^^)
小豆が乗っているのはただ美味しくするためではなく、厄除けの為なんだとか。
昔から小豆には厄除けや魔除けの効果があると言われていました。
まとめ
6月を水無月と呼ぶのには由来があったのですね♪
6月は梅雨の時期なので、それが関係しているのかな?と思いきやまさかの田んぼに水を引く季節だから水無月と言われるようになったのです!
京都で6月30日に水無月という和菓子を食べるのは、暑さで体調を崩さないように健康を祈願するという意味が込められているのです☆
6月は水無月が食べたくなりますね~(^^)