布団やマットレスなど、寝具は体を休ませるのに欠かせないものですよね!!そんな布団に、
『気づかないうちにカビが生えてる!?』
なんてことがあれば、どうやってそのカビを対処するか悩みますよね。毎日寝る寝具にカビが生えていたら、ショックですよね。
この記事では、
- なぜ布団にカビができるのか?
- カビを予防する方法
- カビができたときの、対処法!
についてご紹介しています♪
なぜ布団にカビが生えるのか?
忙しくてなかなか布団を干せていない・・・という方は布団・敷き布団・マットレスを確認してみて下さい!!
布団は『湿気』にとても弱く、この湿気こそがカビを生やす原因なのです!
布団に生えるカビは、
- 適度な温度と汗
- カビの養分になる、フケや皮脂汚れ
によってカビは生えるのです。
適度な温度と汗で、カビが出現!
適度な温度とはどういったものだと思いますか?それは『人の体温』です。寝ているときに人の体温で暖められた布団は、カビが繁殖しやすくなっています。
そして人は寝ている間に、約200ml(コップ一杯分)の汗をかきます。コップ一杯分と聞くと、結構たくさんの量の汗をかくんだなと思いますよね?
この寝ている間にかく汗も、カビが生える原因なのです。
人の体温で暖められて汗を吸った布団は、湿気を含んでいるのでそのまま放置しているとカビが繁殖してしまいます!
カビの養分になるフケや皮脂汚れ
毎日寝具を使っていると、フケや髪の毛が落ちたり皮脂で汚れますよね。
カビはそんな寝具についた『汚れ』がとっても大好きで、その汚れを栄養分にしてカビは繁殖します。
なのでこのフケや皮脂汚れを放置していると、どんどんカビが繁殖してしまうのです。
カビを放置するとどうなるか?
布団にカビができてる!!少しの量でも、カビが生えていたらすぐに対処をするのをオススメ致します☆
なぜならカビは放っておくと、どんどん繁殖して増えていくからです。
そしてカビは胞子を出して部屋全体に広がるので、アレルギーの原因になってしまうかもしれません。
なのでカビを発見したら、放置しないで取り除くか新しいものに買い替えるのをオススメします(^^)
カビができる前に予防しよう!
布団にカビができてしまうと取り除くのは面倒で、場合によっては布団を買い換えないといけなくなってしまいます。
そうするとお金もかかってくるし、できればカビができるのを事前に防ぎたいですよね。家ですぐに簡単にできる方法で、カビができるのを防ぐことができるのでご紹介していきますね♪
布団を天日干しする
人は寝ているときに約コップ一杯分(200ml)の汗をかくといわれていて、布団は汗を吸って『湿気』を含んでいる状態です。
カビを生やさないためには湿気を取り除いて、通気性をよくするのが最適です。
よく晴れた日に布団を天日干しすると湿気が取り除かれるので、カビを予防する効果が絶大です!
布団を干すと、色々な嬉しい効果がありますよ☆
布団を干せない時は窓を開ける
もし忙しくてなかなか布団を干せない・・・という方でも、ほんの一工夫でカビを予防することができますよ♪
布団のカビを防ぐには『湿気』を防いで通気性をよくするというのがとても大切なので、窓を開けて換気をすると湿気を逃がすことができます。
布団をなかなか干せない!という方は換気をするようにしてみて下さい☆
といっても、天日干しをする方がカビを予防する効果は高くなります(^^)手間がかかりますが、布団を干す+窓を開けて換気がカビを予防する効果はより高くなります。
布団のシーツを洗濯する
シーツやカバーに付いている汗や皮脂汚れは、カビが繁殖する原因になります。
洗濯するだけでカビを予防することができますよ!目安としては一週間に一回洗濯するといいです☆
なかなか洗濯できない場合は窓を開けて通気性を良くしたり、布団を天日干しするなどしてみて下さい。
そうすることで、カビの繁殖を防ぐことができます。
敷き布団をフローリングに敷いているとカビが生えやすい!
フローリングは畳と違って、通気性が悪くカビできやすいです。
もし床に敷き布団を直接敷いて寝ているのなら・・・要注意です!床にマットレスを直接置いて寝ている方もいると思いますが、このマットレスを置きっぱなしにしているのも要注意です。
布団をフローリングに敷きっぱなしにしていると、布団に吸収されている汗が床と布団の間に溜まって、
- カビが生えます!
敷き布団はできるだけ毎日畳んで、ベッドで寝ている人も布団をめくるようにすると湿気を逃がすのでカビ予防になりますよ☆
マットレスを直接床に置いている方は、壁に立てかけて湿気を逃がしてあげるとカビを予防することができます☆
敷き布団を床に敷くなら、すのこがオススメ
敷き布団を床や畳に直接敷いて寝ていて、カビを予防したいのなら『すのこ』を間に挟んで置くのをオススメ致します☆
すのこを挟むことで風通しがよくなり、カビの繁殖を予防することができます。
すのこには四つ折タイプのものと二つ折りタイプのものがあり、そのまますのこの上で布団を干すことができます☆
賃貸の方や、ベランダや窓で布団を干せない!!という時にとてもオススメです☆
個人的には二つ折りタイプのものが使いやすくてオススメです(^^)
ほかにも『吸湿シート』というものもあり、手軽に湿気対策をできてカビを予防することができます☆
もしカビができてしまった時の対処法
もし布団カバーやシーツ、フローリングにカビができてしまった場合でもご自宅でカビを対処できる方法があるのでご紹介しますね。
それでもカビが取れない場合は布団を新しく買い替えるか、業者に頼むようにして下さい☆
フローリングのカビ
フローリングにできるカビはやっかいで、きれいに取ることができずシミになる場合があります。
そうなると張り替えるしかないので、シミになる前に取り除きましょう☆
用意するものはウェットシート・無水エタノール(※)・精製水・霧吹き
- フローリングワイパーやウェットシートなどで、カビを拭き取る
- 無水エタノール(※)と精製水を8:2の割合で混ぜて、霧吹きに入れる
- 優しくふきとってから、乾燥させる
もしこの方法でカビが取れない場合は、カビが内部にまで繁殖している可能性があります。そうなると業者にお願いすることになるので早めの対処をオススメします♪
※無水エタノールはフローリングが色落ちしたり、ワックスが白くなる可能性があります!
使う前に必ず目立たない場所で試してから、使うようにして下さい!!
布団カバー・シーツのカビ
布団カバーやシーツにカビができてしまった場合は、洗濯機で丸洗いで洗うのが効果的です。
洗濯用の『酸素系漂白剤』を使ってカビを除去します。
- 酸素系漂白剤を規定の容量を守って溶かし、カバー・シーツを浸け置きします
- 1時間ほど置いて洗濯機で洗ってよく干して下さい
酸素系漂白剤を使うときは、色落ちしないか必ず確認してから使うようにして下さい!
敷き布団にできたカビ
敷き布団はご自宅で丸洗いすることは難しいので、『重曹水』をつかってカビを取り除く方法があります♪
- 重曹水をカビの部分に吹きかけて、歯ブラシなどをつかってこすり落とす
- カビ・水分をよく拭き取る
- 消毒用エタノールを拭きかけて滅菌してから、水分を拭き取る
- しっかり乾燥させる
上記の方法でカビが取れないない場合は、買い換えを検討しましょう♪
番外編:消臭スプレーはカビを招く?
布団の臭いが気になるときに、『消臭スプレー』を使うとカビの繁殖を招く可能性があります!
なぜかというと消臭スプレーをふると布団が湿るので、そのままにしておくとカビが繁殖してしますかもしれません。
消臭スプレーを布団に吹きかけたあとは天日干ししたり、しっかり乾燥させて下さいね☆