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本みりんとみりん風調味料の違いは?役割を紹介!

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「みりんがなくなった!!買いに行こう!!」

と思って、「本みりんとみりん風調味料どっちを買えばいーんだ?」

と悩んだことはありませんか?

同じように見えるこの二つも、原料・作り方・アルコールの有無は異なるのをご存知でしたか?

本みりんはアルコール度数14%、みりん風調味料は1%未満と成分も全く異なってきます。この記事では、それそれの特徴や違いを徹底的にご説明していきます!

「本みりん」と「みりん風調味料」の違いは?

本みりんとみりん風調味料の違いは一体何だと思いますか?

 

原料・製造方法・出来上がるまでにかかる時間がそれぞれ違うのですよ。

そして本みりんとみりん風調味料の一番の違いといえば、

 

アルコールの有無です。

 

本みりんとみりん風調味料は原料が違うので、味も変わってくるのですよ。

なので、作る料理や好みで使い分けるといいですね♪

詳しくお伝えしていきますね↓

 

本みりんとは?

本みりんの原料は、蒸したもち米・米麹(こめこうじ)・焼酎もしくわアルコールです。

その中でも、本みりんには二種類あります。

 

☆伝統的な製法

この方法で作られる本みりんは、高品質なもち米を使って釜で蒸して製造されます。主に米焼酎を使い長期間かけて、出来上がります。

 

☆工業的な製法

この製造方法は、40日~60日程度の短期間でみりんを製造します。ホワイトリカーという焼酎を使って製造されます。

 

みりん風調味料とは?

みりん風調味量とは何だと思いますか?

みりん風調味料の原料は、主に糖類(水あめ、ブドウ糖)・米・米こうじなどです。

 

みりん風調味料にはアルコールがほとんど含まれていなくて、その代わりに糖類を入れて甘くしてあります。

 

水あめやブドウ糖などの糖類を加えることによって、『本みりん』のような味を表現しています。

 

そのため、料理を作るときにみりん風調味料を足すと甘みが強くなるでしょう!

 

みりん風調味料の塩分!

みりん風調味料には塩分が含まれています。なので、たくさん入れすぎると塩気が強くなり塩分の摂りすぎになってしまいます!

なので、調理をする際は塩分に気をつけて調整して使って下さいね。

もし、塩分が気になるようでしたら『本みりん』を使うといいかもですね(^^)

 

『本みりん』と『みりん風調味料』の一番の違いはアルコールの有無!

 

上記↑でもチラッと述べましたが、

本みりんとみりん風調味料の一番の違いは、原料にアルコールを使用している量でしょう。

本みりん』には、14%前後のアルコールが含まれているのをご存知でしたか?

 

反対に『みりん風調味料』にはアルコールがほとんど含まれていなく、アルコール度数は1%未満になります。

みりん風調味料は塩分が含まれているのが気になるところですが、ほとんどアルコールを含んでいません。

 

なので、小さなお子さんがいる家庭やアルコールが気になる方には『みりん風調味料』を使うといいかもしれませんね。

 

みりん風調味料の方が、本みりんよりも低価格

 

『本みりん』か『みりん風調味料』を見比べて、みりん風調味料の方が安い!!と思ったことはありませんか?

本みりんはアルコール度数が14%なので、酒税がかかるので『酒類』として扱われます。

みりん風調味料にはアルコールがほとんど含まれていなくて酒類として扱われないので酒税がかかりません。

みりん風調味料にに酒税がかからないので、その分値段が安くなるのですよ。

 

みりんの正しい保存法方法知ってた??

 

みりん風調味料』を冷蔵庫に入れずに、常温で保存していませんでしたか?

『本みりん』と『みりん風調味料』の保存法方法は、それぞれ違います!!

ご紹介しますね♪

 

☆本みりんの保存方法

低温の冷えた場所で保存すると、糖分が結晶化して劣化する恐れがあります。なので直射日光の当たらない、冷暗所で常温保存して下さい。

 

☆みりん風調味料の保存

アルコールがほぼ含まれていない為、保存性があまりよくありません。なので常温での保存は避けて下さい。開封後は冷蔵庫に入れて、できるだけ早く使うようにして下さい。

 

みりんはどんな料理に使ったらいいの?

同じものだと思っていた、『本みりん』と『みりん風調味料』は違うものだとご紹介しました(^^)

本みりんとみりん風調味料は、含まれているアルコールの量が全く違うので

それぞれの料理に合った使い方があるのですよ♪

『本みりん』と『みりん風調味料』の共通する役割といえば、照りツヤを出すことだとご存知でしたか?

 

本みりんに向いている料理は?

 

『本みりん』を美味しく調理するのには、ズバリ!煮物でしょう。

本みりんに含まれている糖類とアルコールが、煮崩れを防いでくれる効果があります。そして、本みりんはブドウ糖やオリゴ糖などの糖類から出来ているので砂糖を使うよりもまろやかな甘みに仕上がるでしょう♪

 

「少し甘みが欲しいな」と思ったら、本みりんを足すといいでしょう♪

 

☆本みりんのうれしい役割

本みりんに含まれるアルコールによって、うま味成分が浸透して料理の味が均一に仕上がるという効果があります。

また本みりんには食材の臭みを消す効果もあります!熱を加えると食材に染みこんだ本みりんのアルコールが蒸発します。その時に肉や魚の臭みも一緒に蒸発して、取り除いてくれるのですよ。

 

みりん風調味料に向いている料理は?

 

みりん風調味料も本みりんと同様、煮物料理に使ってもいいでしょう。ですがみりん風調味料にはアルコールがほぼ含まれていないので、食材の臭みを消す効果は薄いかもしれませんね。

オススメなのはドレッシングや和え物などの加熱しない料理です。

 

☆『煮切り』が必要な本みりん!

本みりんにはアルコールが14%含まれているので、和え物やドレッシングなどの生で食べる料理には煮切りをする必要があります!

『煮切り』とは、沸騰させて余分なアルコールを取り除くことをいいます。

なので、ドレッシングや和え物にみりんを使うときには『みりん風調味料』を使うとアルコールを飛ばす必要がないのでいいですね♪

 

さいごに

同じようにみえて、実は違うのが『本みりん』と『みりん風調味料』です。

どちらを選んでもいいとは思いますが・・・・

もしどちらを買うか悩んだのなら、アルコールの有無か塩分を考えて選んでみるといいではないでしょうか

本みりんのアルコール度数は14%と結構高めですよね。ですが、加熱するとアルコールを取り除くことができるのでそんなに神経質にならなくてもいいと思いますよ(^^)

みりん風調味料はお値段が安い分、塩分が高めなのです。ですがアルコールをほぼ含んでいないので、料理によって使い分けてみるといいのではないでしょうか♪

 

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