スーパーに行って白菜を選ぶ時に「この黒い点何だろう・・・」や「汚れているからやめておこう」と思った方、いますよね?
ご家庭でも調理するときに白菜の黒い点を見たことがあるという人、疑問に思ったことはありませんか?
今回はそんな白菜の黒い点と白菜を長持ちさせるための保存方法などをお伝えしていきます!
白菜の黒い点の正体とは?
白菜の白い葉の部分に見られる黒い点は『ゴマ症』ともよばれています。
白菜の黒い点の正体はずばり、ポリフェノールです。
ポリフェノールが葉に表面化したものが、白菜の黒い点の正体なのです。ポリフェノールは聞いたことがあるという方いますよね?
ポリフェノールは植物が光合成をするときに作り出す成分で、緑茶やブルーベリーに含まれているタンニンやアントシアニンという成分もポリフェノールになります。
白菜の黒い点は汚れやカビではありません!なので食べても大丈夫なんですよ♪
黒い点はなぜできるの?
白菜の黒い点は栽培していると時の環境と、収穫時の保存環境によってできると言われています。
環境によるストレスで黒い点ができるそうです。そして、白菜のサイズが大きいほどできやすいと言われています。
黒い点(ゴマ症)の白菜は通常よりも沢山水分を含んでいるので、早めに食べるのがオススメです。
白菜に黒い点がある方が美味しいだとか、黒い点がない方があるだとか色々な意見があるけれど、
どちらも食べ比べたことがあるけれど、正直分かりません!!(笑)
白菜の黒い点は汚れやカビがあると思うのではなく、
『お!ポリフェノール沢山あるな!!』と思うといいそうです♪
白菜を長持ちさせる保存方法は?
白菜は手頃な値段で買うことができて、クセのない野菜なのでとても使える食材ですよね。
でも「大きすぎて使えない!」と思って、買うのをやめる時がありませんか?
正しい保存をすることによって長持ちするのでご紹介しますね♪
白菜を新聞紙に包んで、冷暗所に縦に立てて保存して下さい。新聞紙は湿ってきたら取り替えるようにして下さい。
この方法で3週間~1ヶ月は保存することができます。
カットした白菜は丸ごとで保存する場合よりも、白菜の切り口から傷みやすくなってしまいます。なので、カットした白菜は早めに食べるようにして下さい!
☆白菜は横にして置くと、重みで腐る場合があるのです。なので、長持ち保存したいのなら縦に立てて保存するようにして下さいね!
そして、保存した白菜を使うときは包丁でザクッと切って使うのではなく葉を一枚ずつはがしてから使うようにして下さい。
こうすることによって、より傷まずに長持させることができます。
全国で売られている白菜の約半分は、茨城県と長野県で栽培された白菜です。気候の変化によって、兵庫県などの関西や夏は高原で涼しい長野県など一年を通して栽培されているのです。
白菜は冷凍保存できる?
白菜を使い切れない時は冷凍保存することもできるのですよ!!
冷凍すると白菜のシャキシャキ感はなくなり、クタッとして柔らかい白菜になります。白菜は煮込んだり鍋にすると相性抜群なので冷凍した白菜は煮込み料理などに重宝しますよよ♪
さて、白菜を冷凍するのには下ごしらえが必要となります。
①葉を一枚ずつはがす
②軽く洗う
③使いやすい(お好みで)にざく切りする
④水分をよく切ってから、冷凍用保存袋に入れてしっかり密閉してから冷凍庫に入れる
白菜を冷凍すると時に水分をよく切ってから冷凍する理由は、水分が沢山ついたままで冷凍すると霜になります。霜がついたままにおくと風味が落ちてしまうので水気をとってから冷凍するのをオススメします。
冷凍用保存袋に入れるときも空気が入ると日持ちしない原因となるので、空気を抜いてから冷凍するようにして下さい。
☆保存期間は約1ヶ月ほど
『白菜の栄養は?』
白菜は95%が水分で、100グラムあたり13~14キロカロリーとヘルシーです。そして、白菜の食物繊維は柔らかいので消化もいいのですよ。
外葉と芯葉にビタミンCを多く含んでいて、芯葉にはカリウムも含んでいます。
白菜のそれぞれの料理方法
冷凍した白菜は、解凍せずにそのままの状態でお鍋や煮物などにすると簡単に使うことができます。炒めものにもそのまま使えるけれど、水分が出てべちゃっとするのが気になるという方は電子レンジで解凍してから、水気をギュッと手で絞るとマシになりますよ。
白菜は部位によって葉の厚さが違います。
それぞれ火の通りも違うので、ゆでるときには芯に近い分厚い葉を先にゆでるようにして下さい。
そして少したった後に薄い葉を入れることによって、火の通りがよくなります。こうすることによって調理時間を短縮することができます♪
まとめ:白菜を活用しましょう!
今回は白菜の『黒い点』や『保存方法』についてお伝えしました!
白菜の黒い点は「汚れやカビ」ではなく、ポリフェノールが表面化したものなのです。
白菜は新聞紙に包んで縦に立てて保存することによって、より長持ちするのでとても助かります。
煮込むとトロトロになって甘みが増して、漬物などにしてつけても美味しい白菜!
白菜を沢山活用しちゃいましょう♪