薄力粉・強力粉・中力粉ってそもそも何が違うの!?と疑問に思ったことはないでしょうか(^^)?
そして『小麦粉』とこれらの違いは分かりますか
- 小麦粉とは・・・薄力粉、強力粉、中力粉をひとまとめにした呼び名なのです!!
それぞれの違いなど、詳しくご紹介していきますー♪
違いはグルテンに注目!
『小麦粉』と聞くと・・・何を想像しますか?
小麦粉=薄力粉ではなく、強力粉・中力粉・薄力粉を総称したものが小麦粉というのですよ♪
じゃあ、この3つ一は体何が違うのでしょうか?
大きな違いは『グルテン』の量や使用される小麦粉の種類です。
グルテンとは、生地の弾力やコシを作る役割をします!パンの製造などに活躍する成分です。
グルテンの量によって、生地の硬さや食感が変わるので重要な存在なのです。
薄力粉について
薄力粉はグルテンの量が一番少ない小麦粉です。
『軟質小麦』というものから作られ、名前の通り柔らかい食感に仕上げたい料理やお菓子に活躍します♪
天ぷらや八宝菜などのトロみを付けたい料理や、シフォンケーキなどのふんわりした生地にするときにも薄力粉が使用されます。
お菓子全般には万能な薄力粉ですが、パンなどの弾力が欲しい食品を作るのにはあまり適していません
強力粉について
強力粉はグルテンの量が、最も多く含まれています。
『硬質小麦』を使って作られていて、弾力がありモチモチとした食感に仕上げれるので・・・
強力粉は使うときは主にパン作りをするときですね
パンのほかにもピザを作るときに用いられるのも強力粉です。
中力粉について
中力粉のグルテンの量は9%前後で、二番目にグルテンの量が多い小麦粉です。中力粉は『中間小麦と軟質小麦』から作られます。
薄力粉は料理やお菓子作り、強力粉はパン作りに使われますが・・・では中力粉はどんな時に使うのでしょうか?
- うどんに使われるのは中力粉です
うどんのあのモチッとして弾力のある食感は中力粉から作りだされているのです
中力粉は、『うどん粉』とパッケージに表示して販売されていることもあります。
代用できるのか?
もしも調理するときに・・・薄力粉しかない!!や強力粉しかない(;_;)という場合代用できるか?
成分は同じ小麦から作られているので代用することは可能です。
ただし種類によってそれぞれ弾力が出るや、しっとり出来上がるなどの性質があるので・・・美味しく納得のいくように仕上がるかは分かりません!!
お菓子に代用はオススメしない
お菓子は薄力粉を使って作りますよね。
もしも強力粉をシフォンケーキなどの『膨らみ』が重要なお菓子に使うと・・・あまり膨らまないという特徴があります!
クッキーなどに強力粉を使っても、固くなりふんわりとした食感に仕上げることは難しいようです。
せっくシフォンケーキなどのスポンジケーキを作って膨らまなかったらガッカリしますよね(;_;)
なので、お菓子作りにはレシピ通り薄力粉を使うのでいいでしょう
料理には代用可能!!
お菓子作りに中力粉や強力粉を代用するのは美味しく仕上がらない可能性があります。
けれど反対に料理に代用するのなら、どの小麦粉を使ってもいけます♪
例えばグラタンに入れたり、料理に『トロみ』をつけたい時に使うのならどの小麦粉でも代用が可能です
お肉料理に下ごしらえとして小麦粉を使うときも、どの小麦粉を使っても代用可能です。
中力粉がないときは?
中力粉が家にない!!という時には、薄力粉と強力粉を混ぜて中力粉に似せて作ることが可能なようです。
中力粉を使うときは、うどんを作ったりするときですよね♪
うどんはお菓子作りのように、膨らましたりなどの工程がないので代用して使っても比較的失敗がなく作れるようです
まとめ
小麦粉が実は薄力粉・強力粉・中力粉をまとめて呼ぶ名前だというのは意外と知られていないのでしょうか(^^)
料理の『とろみ』をつけるときやむぶして使うときは、基本的にどの小麦粉でも代用が可能になります♪