セーラー服と聞くと・・・
を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか
そんなセーラー服はイギリスで誕生しました!日本で作られたのはないのです。
- セーラー服ななぜ作られたのか?
- 学校の制服になった理由
について深掘りしていきます♪
イギリスで誕生したセーラー服!
1800年代のイギリスで、海軍兵士の制服として作られたのがセーラー服です。
学校の制服のイメージが強いセーラー服なので、この事実は意外と知られていないのでしょうか(^^)
当時イギリスの海軍では制服が決まっていませんでした!
ではどうしていたのかというと・・・
同じ海軍だけど、就いている船長によって皆バラバラの制服を着ていました。
同じ海軍なのに制服が統一されていないなんて・・・と思った海軍本部は共通の制服を作りたい!!と誕生したのがセーラー服です。
セーラー服のデザインの秘密
セーラー服は胸元が開いていて、どちらかというと可愛らしいデザインですよね。それには理由があります!
海軍兵士の制服だったセーラー服。そこで海軍兵士は時には海に投げ出されるという可能性がありました。
胸元が開いているほうが泳ぎやすかったので、この様なデザインになったそうです。
セーラー服はもしもの時も想定して、作られていたのですね(^^)
学校の制服になった理由は?
1800年代前半にイギリスで海軍兵士の制服として誕生したセーラー服はその後どうなったのでしょうか?
1858年にフランス、1862年にアメリカの海軍でセーラー服が制服として採用されるようになりました
日本には1872年に海軍の制服に採用されました。
それからは日本でたくさんセーラー服を見かける機会が増えました!このことをキッカケにセーラー服の人気が高まり、
初めて制服になったのは京都で
女子生徒の制服として浸透していったセーラー服・・・初めて制服に決まったのは京都の『平安女学院』です。
平安女学院から始まり、全国で女学生の制服としてセーラー服は広まっていったのです[jin_icon_pencil color=”#e9546b” size=”18px”]
セーラー服は制服として採用されるだけでなく、ファッションとしても愛されていました。
イギリスの子供服として流行した後、アメリカやフランスなどの色々な国でも人気のあるファッションになりました☆
最近は見る機会の減ったセーラー服?
セーラー服といえば制服・・・このセーラー服最近では見かける機会が少なくなったように思いませんか?
これには理由があります。
- セーラー服の改造を防ぐため
- 清潔に保つため
1980年代、セーラー服をカスタマイズ(改造)してスカート丈を長くする生徒がたくさん増えました!
この改造を防ぐために、ブレザーに変更する学校が増えたそうです。
もう一つの理由は衛生面を考えて。セーラー服は直接地肌に触れるので、どうしても清潔に保つのが難しい!と言われていました。
そこでブレザーならカッターシャツ(ワイシャツ)を洗濯するだけで清潔に保てるので、ブレザーに変更する学校が増え現代ではブレザーの方が多くなりました[jin_icon_pencil color=”#e9546b” size=”18px”]
まとめ
セーラー服は女学生の学生制服として誕生したのではなく、元はイギリスの海軍兵士の制服として作られたのです(^^)
その後各国に広まり日本では女学生の制服に採用されるようになったけれど、最近では見る機会も少なくなってきましたね。
ですが海外では今も人気は高まっていて、タイや中国ではセーラー服を制服に採用すると人気が高まった学校もあるそうです♪
ほかにも台湾では日本と同じで、昔からセーラー服を学生服として採用してるほど世界中で愛されているセーラー服です